右四間飛車対応その壱
おはようございます
ずいぶんと間が空きました
どうもまじ眠いです
すっかりブログというものを忘れていましたw
今回はVS右四間飛車についてやっていきたいと思います
右四間飛車はよく出てきますよね
2日に1回程度の体感がある
よく受けが分からないままいつの間にかやられてるなんてしばしば
まあ右四間飛車側は基本的にここまで組めれば十分(端歩もついたほうがよさげ)で
あとは45歩からの開戦を狙っていく感じですよね
ただこの形に組むだけで14手
あとは攻撃すれば相手陣が崩れるんだからかなりコスパいい
角とかは77に上がらなくても別にいいから
15手弱で組めるといったところでしょう
はい
さて
こちらは15手で何が出来るでしょう
先手番なら+1手存在しますが後手番なら-1手ですね
非常に難しい
僕は三間飛車をよく使います
ノーマル三間に美濃囲いを多用しているのですが
どうしても右四間飛車相手だと分が悪いですね
それでも三間飛車をやりたいので
こんな形ですかね
ここまで13手
意外に行けそう!?
三間飛車の特徴として銀の上がり方が複数(2コ)あることで
57銀と上がれるのがポイントかもしれないです
四間飛車だったらこの位置に銀は置けないんで…
さてそれでは実践ではどうしましょう




相手の銀が腰掛銀になってくるのを見たら56歩とついて
57銀と上がりましょう


飛車が回ってきたらこちらも同じ筋に飛車を振ります
こちらもあちらもまだ守りが出来ていませんね
かなり早めの出だしの右四間飛車の対応はこれでいいでしょう
ここで相手から歩をついてくる仕掛けはこちら側が有利です
一例として65歩同歩同銀22角成同銀64歩打ち同飛75角64飛77桂
67歩打ち同飛66歩打ち68飛76銀
序盤からかなり乱戦系になっていますが基本的にはこちらが有利です
また65歩同歩に77角成は同桂と取って65歩に桂と飛車のひもがつきますし
33角打ちとかには左金をあがっておけば大丈夫です
まだ守りを整備してないのが活きますね
相手の手としてはおそらく42玉からelmo囲いに組むでしょう
42玉32玉42銀31金ですね
いったん双方とも守りを固めるでしょう
58金までで27手
ありふれた形になりました
次に後手が指すとしたら6筋に桂馬を参加させてくるといったところでしょうか
ここでも65歩からの攻めは先手有利です
一例として
65歩同歩77角成同桂33角打ち67飛となり後手の手を受けられます
65歩からの攻めは厳しいので
後手は74歩と桂馬の活用を図ります
74歩には待望の46銀と上がりましょう
腰掛銀を咎めにいきましょう
仮に73桂と上がってきたら55歩と銀を圧迫しに行きます
後手も右四間飛車をやる以上63銀と下がってはこないでしょう
55同銀と来るはずです
ここで先手同銀と銀を取りたくなるんですが我慢しましょう
ここでは先手は65歩とします
この後後手は4つぐらい手があるわけですね
Ⅰ同歩 Ⅱ同桂 Ⅲ46銀 Ⅳ66銀
まずは
Ⅰ同歩のパターン
同歩には55角と出ましょう
そのあと同角同銀79角打ち56角打ち68角成同金88飛77銀87飛成で先手優勢です
Ⅱ同桂のパターン
正直同桂の筋はないと思います
相手の飛車先が重いので
まあ一例として55角同角同銀79角打ち66角打ち68角成79飛打ち67角打ちとかで
飛車捕まえちゃいましょう
先手優勢です
Ⅲ46銀のパターン
多分これが一番多い
46銀には22角成同金46歩65桂
ここで先手は手が結構多くあるんですがソフトは73銀打ちですね
63飛82角打ち57銀打ち98飛58銀成同飛
67角打ちには59飛としてそのあとの68金打ちには55飛と浮いておきましょう
67金打ちは98飛と戻り57桂成に91角成とすれば有利です
57銀打ちに同金と応じたりすると桂成で相手が有利になりますね
73銀打ちに対して57銀打ちは飛車を取って優勢です
65桂じゃなく65歩としてきたら55角打ちもありますし
互角ながらもいい勝負になると思います
また65桂でなく79角打ちとかしてきたら飛車をよけてもいいんですが
強く64歩と取るのもありですね
68角成同金64飛69歩打ちとかでなんやかんや耐えてます
ちょっと戻って46銀22角成に同玉と取った場合は
46歩65桂ととんだ場合は73銀打ちで63飛車浮きには64銀成となっていけば十分です
46歩79角打ちには64歩と取り込みましょう68角成に同金で後手の手が難しいはずです
Ⅳ66銀のパターン
66銀には同角同角同飛で先手有利です
飛車を狙ってくる33角打ちや88角打ちには角合わせで対抗しましょう
はいどうでしょうか
基本的に序盤中盤辺りは互角な戦いが出来るはずです
つまり・・・・・・
_人人人人人人人人人人_
>結局終盤力 (゚∀゚)<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
次回
・85歩ついてこない場合
角上がりは必要か
・桂馬銀の形を作ってから飛車回る場合
ら辺をやっていきたいと思います。
以上
それではまた(゚∀゚)